設備紹介
設備紹介
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画像ファイリング
システム内視鏡(電子ファイバースコープ)や顕微鏡の画像、聴力検査の結果を管理しています。受診当日の所見や検査結果を以前の受診のときのものと同時にモニターに表示することで、経過を容易に確認できるようにしています。
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レントゲン装置(CR)
撮影された画像はデジタル処理されて画像ファイリングシステムに取り込まれ、診察室のモニターで確認できるようになっています。
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電子内視鏡
細い管の先にカメラが搭載されており、鼻や喉の観察に使用します。
鼻、咽頭、喉頭の詳細な観察が可能で、ポリープ、腫瘍、異物等をモニターし観察することができます。 -
エコー検査
超音波を手のひらサイズの機械から体内に送り、その反射波から頸部皮膚表面の組織、臓器の大きさや形状などを調べる検査です。主に腫瘍の観察に使用しますが、微細な構造が観察できるため、幅広い病気の発見につなげることができます。
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ファイバースコープ自動洗浄器
感染予防の観点より、当院では鼻咽腔喉頭ファイバースコープ自動洗浄機を用いています。
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オージオメーター、
インピーダンスオージオメトリーオージオメータは聴力検査の機械です。外耳道経由の音を測定する気道聴力検査と頭蓋骨を振動させ測定する骨導聴力検査が行えます。インピーダンスオージオメトリーは外耳道に一定の音を入れ、鼓膜で反射して戻ってきた音圧を測定する計器です。2種類の検査があり、ティンパノメトリーと耳小骨筋反射があります。ティンパノメトリーは鼓膜の可動性を示し、耳小骨病変や中耳炎などで異常が出現します。耳小骨筋反射は音に対するアブミ骨筋の収縮を鼓膜の動きで感知する検査で、顔面神経の評価を行います。
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重心動揺計
30秒この上に立つだけの簡単な検査ですが重心の動きを客観的にとらえて記録し、コンピューターで解析します。
末梢性・中枢性めまいの診断および末梢前庭障害の程度を把握できます。 -
VOR
前庭動眼反射を記録する機械です。
30秒間の回転刺激における明視野での注視状態および暗視野での眼球運動をグラフで記録します。
同時に眼球運動の動画記録もしています。
末梢前庭障害の部位診断ならびに中枢性めまいの診断に使用します。
またカロリックテスト検査も記録可能ですので後遺症診断も行えます。 -
V-HIT
(ビデオヘッドインパルステスト)詳細な眼球運動を観察する検査機器です。
三半規管が左右で6個ありますが、この6個の半規管を個々に生理的な回転刺激を与えた状態の眼球運動を記録することで障害部位の診断ができます。